森下くんの恋愛事情

「莉音んちに帰ろっか」

「え?なんで?」

「莉音んちのほうが僕的には、勉強しやすい」

「そお?じゃあ、お昼はうえで食べる?」

「うん」


参考書の山をもって上にあがる。


僕の家で勉強をやめた理由はふつうに限界が来そうだったから。

でも、このままここにいたら確実に泣かせるとおもったので!

莉音んちに移動したらやましくなって何もしないかなって思ったから。

けど、今更思い出した。

普通に、キスしちゃってたし。

昼から人呼んでもらうか。

キッチンで料理をしている莉音をみた。


「莉音。昼からみんなで勉強しない?」

「ん?いいよー、誰呼ぶ?」

「えっと、玲音とか、翔とか、兎希とか?」

「めんどくさいから、バスケ部の人全員に呼びかけていい?」

「えっ。い、いよ?」

「わかったー」
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