森下くんの恋愛事情
莉音、甘いもの好きなんだ。
知らなかった。
可愛い。女の子だなぁ、
って思ってたらカフェについて
莉音がウキウキで入っていく。
「何名様ですか?」
「2人です♪」
「席へご案内します。こちらへどうぞ」
「はい♪」
もう、どんどんテンションが上がってる。
怖い。
莉音は、席に座ってメニューを見ている。
「悠李?何食べる?」
「僕は、ミルクティーでいいよ」
「そーなの?甘いもの嫌い?」
「ううん、別にそういう訳じゃなくてただただボリュームがね」
「そ~かな、美味しそうだけど」