森下くんの恋愛事情

「莉音、そろそろお昼食べる?」

「うん」


館内のレストランでお食事をすることになりました。


「何にする?」

「パスタがいい」

「わかった。頼んでくるから座って待ってて」

「うん、待ってる」


ちょうどお昼時だったから混んでいて、

悠李はしばらく並ぶことになりそう。

ボーッと携帯を見ながら待っていたら。


「ねーねー、君一人?」


男の人が2人も来ました。


「彼氏ときました」

「彼氏なんかほっといて俺らと遊ばない?」

「遊びませんよ?」

「えー、絶対俺らといっしょの方が楽しいって」


あー、めんどくさい。
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