森下くんの恋愛事情

そんなの…

そんなの…


「いいよ」


断れないよぉ〜。

ううっ、可愛いのも問題だ…


「残念だったな悠李?

姉貴、可愛いしな」

「ほんとに可愛いのは問題だと思うんだよ…」

「そうだな。もうちょっと可愛くなくなれば心配しないで済むかも。

ナンパされなくなるぐらいブサイクになればいいのに」


その話を聞きつけたのか莉音が響くんのベットに乗って、

響くんにまたがる。


「もし、そうなったら響は私のこと嫌いにならない?」

「っ、ならねぇし」

「少なくとも、友達には会わせたくなくなるよね」

「そうだな」

「それって私には困るな〜」

「なんで」
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