森下くんの恋愛事情

「も、見ないで//」

「ねーねー、龍くん来てー」

「何」

「じゃじゃーん!キスシーン♪」

「おまっ、余計なことを…//」

「えへへ、ガッツリ見てたよ〜」


ニコニコと笑っている莉音とは対象的に絶望的な顔をしている翔。

遊ばれることは承知の上だ。


「どうしたの?」


そんなところに七星が入ってきて、莉音は容赦無く見せる。


「う、わっ///何とってんのよ///」

「何ってキスシーン♪」


ふたりを倒した莉音は疲れたのか寝始める。

早くも寝息を立てている。

それを見た翔は動画を消そうとするが

携帯にロックがかかっていて開かない。
< 401 / 585 >

この作品をシェア

pagetop