森下くんの恋愛事情
「も、見ないで//」
「ねーねー、龍くん来てー」
「何」
「じゃじゃーん!キスシーン♪」
「おまっ、余計なことを…//」
「えへへ、ガッツリ見てたよ〜」
ニコニコと笑っている莉音とは対象的に絶望的な顔をしている翔。
遊ばれることは承知の上だ。
「どうしたの?」
そんなところに七星が入ってきて、莉音は容赦無く見せる。
「う、わっ///何とってんのよ///」
「何ってキスシーン♪」
ふたりを倒した莉音は疲れたのか寝始める。
早くも寝息を立てている。
それを見た翔は動画を消そうとするが
携帯にロックがかかっていて開かない。