森下くんの恋愛事情

うん、そんな格好で歩いたら絶対ストーカーが生まれる。

確実に連れ去られる。

そんなの絶対ダメ。

ってことで、莉音に後ろを向かせてファスナーを下げようとするが、

これって下まで下げないといけないやつ?

腰のところまであるけど。

っていうか、作ったの誰だよ。

あー、もうなるようになれ。


とりあえず下まで下げる。


「ありがとー♪」


ほんとに、緊張した。

もうヤダ//

隣のベットに倒れる。

やばい。

うぅ、恥ずかしい。

こっちのほうが泣きたいよ。


着替え終わったのかカーテンを開けて出てくる莉音。

転がってる僕を見てニヤッと笑う。
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