森下くんの恋愛事情
「ん〜、昔は友梨とかとゲーセンに入り浸ってて。
結構遊んでたからね」
へぇ~意外。
なんか、あんまりゲーセンのかんじないよね。
で、チラッと見るともうそこには莉音はいなくて。
右を見てみると、抱きまくらサイズのまるーいインコの前に立ってる。
そして、お金を入れる。
ミスる。
顔が歪む。
それを10分くらい続けて。
やっぱ大きいのは難しいのかな?
莉音に近づいてインコを覗き込む。
「コレ、欲しいの?」
「え、うん…」
お金を入れてアームを動かす。
そしたら、インコについてるタグにアームがひっかかる。
取れた。
「わぁー!悠李すごーい!!なんで取れるの?
意味がわからない!なんなの?むぅ」