森下くんの恋愛事情

クリスマスなのに。


「そう。今、響と部屋でゲームしてる」

「ふーん」


とりあえず、みにいってみる?


「悠李、ちょっと待っててもらっていい?」

「うん」


響の部屋へ行く。

ていうか、なんで響なんだ?

奏のお友達でしょ?

あ、奏が相手してくれないからか。


「響?」

「あ、姉貴。お帰り」

「お姉ちゃん!お帰り!」

「ん、ただいま」


響の部屋から紫音が飛び出してきて抱きつく。

可愛い…。


「あ、莉音さん。おかえりっす」
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