森下くんの恋愛事情
玲音が教室に入ってくる。
両手には大量のチョコが。
てか、積み上がってるからきっと押し付けられたんだろな。
そして、玲音の手の上で
今にも崩れそうなチョコが可哀想。
とりあえず全部片付けなきゃ。
時間が足りなくなる。
そして、チャイムがなり担任が入ってくる。
「おい、そのチョコ誰宛だ?」
怪訝そうにチョコを見る先生。
「快斗くんのだと思います」
誰かが行った言葉で先生は反応する。
「おい、片付けろ。流石にチョコとその持ち主が可哀想だろ」
「いいんです。もらっても食べないですし。
この大量のチョコ毎年片付けるの大変なんですから」
ズバッと言います。
残念ながらこのチョコの行く宛はなさそうです。
こんな調子で午前中は終わった。
まぁ、ホームルームの後。
先生がチョコを全部拾ってパクっていったのは言うまでもない。