森下くんの恋愛事情

教室に戻ったら、担任が早くもついていて。

めんどーとか思いながら席についた。

斜め前の高梨さんは、すわってぼーっとしている。

その後の急に、友梨が入ってきて、

高梨さんをゆすりだした。


「なんで先言っちゃったのぉー!

待ってって言ったじゃん!!」

「うぇー、ごめんって。忘れてたの」

「忘れてたってひどい〜」


なんか、高梨さん。楽しそう。

もしかして、わざと?

まぁ、何でもいいかな。

楽しそうだし。


その後、すぐチャイムがなりみんながガタガタと席についた。


「今回の体育祭委員は、くじ引きで決めようと思ってたんだが。

面倒だから、高梨と森下で行こう!

今日、学校中を騒がせて、午前中の授業を1回出なかったのと、

休み時間毎に学校中の生徒が走りだして、

授業に間に合わない原因を作った罰だ

よし、けってー!あとは自主ー」

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