森下くんの恋愛事情

「やってられっかぁぁぁああああ!!」


またもや、叫びながら。


「莉音、なんであんなにたぎってんの?」


玲音が聞いてきた。


「莉音と悠李。体育祭委員に選ばれて、

理由が理由だったからな」

「へぇー、おまえらも大変だな」

「なんか。あのせんせー勝手なんだよ」

「辛いな」


ふと、高梨さんを見ると、潰れている。

はっ?なんか、潰れてるっていうか、ぶっ倒れてる感果てしない。


「高梨さん!どうしたの!?」

「こんなに頑張ったの、久しぶり。

疲れた。誰か水持ってない?」

「…持ってる。…ほら」

「ありがとう♪先輩♪」


光輝先輩からもらった水を結構な量を飲んで返した。

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