ギャップだらけの二人
「お待たせしました。
いちごミルクのかき氷と、抹茶のアイスクレープです。
ご注文の品はお揃いでしょうか?
伝票、こちらになります。
それでは、どうぞごゆっくり」
店員がマニュアル通りに、品物と伝票を置いていく。
誰がゆっくりするか!
智恵美と二人だったら…。
いや。それならそれで、早く家に帰って智恵美と二人きりがいいな。
俺は残りのアイスティーを飲み干すと、「おかわり取ってくる」とグラスを持ち席を立った。
またアイスティーを注いで、智恵美の隣に座る。
そして、かき氷を食べている小松に向かって、
「智恵美まで一緒に呼んで、俺に話ってなに?」
そう聞いた。
すると小松は、俺と智恵美を交互に見ながら、
「俊哉て奥村さんって、付き合ってないんだよね」
俺は智恵美と顔を合わせて、
「あぁ、付き合ってない」と答えた。
本当は早く俺の彼女にしたいけどな。
心の中で付け加えた。
その答えを聞いた小松は嬉しそうに、
「だったら…。
ねぇ俊哉。私と付き合って!
もし俊哉の裏の顔を知っても、私は俊哉を好きでいる自信があるよ」
そう真っ直ぐに俺を見つめて告白してきた。
「返事はすぐにとは言わない。かと言って、あまり待たされるのもイヤだから、一週間後にちょうだい」
小松はそう言うと、またかき氷を食べ始めた。
いちごミルクのかき氷と、抹茶のアイスクレープです。
ご注文の品はお揃いでしょうか?
伝票、こちらになります。
それでは、どうぞごゆっくり」
店員がマニュアル通りに、品物と伝票を置いていく。
誰がゆっくりするか!
智恵美と二人だったら…。
いや。それならそれで、早く家に帰って智恵美と二人きりがいいな。
俺は残りのアイスティーを飲み干すと、「おかわり取ってくる」とグラスを持ち席を立った。
またアイスティーを注いで、智恵美の隣に座る。
そして、かき氷を食べている小松に向かって、
「智恵美まで一緒に呼んで、俺に話ってなに?」
そう聞いた。
すると小松は、俺と智恵美を交互に見ながら、
「俊哉て奥村さんって、付き合ってないんだよね」
俺は智恵美と顔を合わせて、
「あぁ、付き合ってない」と答えた。
本当は早く俺の彼女にしたいけどな。
心の中で付け加えた。
その答えを聞いた小松は嬉しそうに、
「だったら…。
ねぇ俊哉。私と付き合って!
もし俊哉の裏の顔を知っても、私は俊哉を好きでいる自信があるよ」
そう真っ直ぐに俺を見つめて告白してきた。
「返事はすぐにとは言わない。かと言って、あまり待たされるのもイヤだから、一週間後にちょうだい」
小松はそう言うと、またかき氷を食べ始めた。