ギャップだらけの二人
それから、俊哉から甘いキスをされ、そのままの流れで俊哉と一線を越えた。
そして、その後も週に1度は俊哉に抱かれている。
たぶんー私たちの関係は"セフレ"と言うのだろうけど、私はそう呼びたくない。
だって…俊哉は私の大切な幼馴染みに変わりはないから。
ちなみに、理緒も拓斗も私たちに体の関係があることを知らない。
私と俊哉、二人だけの秘密だ。
『理緒先輩、待ってたよ』
1年以上前の初体験を思い出していると、突然、甘えた感じの男の子の声が聞こえてきた。…理緒のスマフォからだ。
「あー。やっぱり飯田さんイケボだわ」
理緒はうっとりしながらスマフォを見る。
ケータイの、乙女ゲームのアプリを開いて、ゲームのキャラの声に、聞き惚れている。
俊哉と拓斗は、そんな理緒に構うことなく、それぞれにコミックを夢中で読んでいる。
「ねぇ智恵美。
智恵美も早く会いに行かないと、昼休みがなくなっちゃうよ」
理緒に言われ、スマフォで時間を確認して、私もすぐに乙女ゲームのアプリを開く。
『智恵美、遅かったね。何かあった? 心配したよ』
アプリのキャラが私に話しかける。
「わー、辻本さん。
お待たせして、ごめんなさーい」
それから昼休みが終わるまで、私と理緒は好きな声優さんの声を堪能した。
そして、その後も週に1度は俊哉に抱かれている。
たぶんー私たちの関係は"セフレ"と言うのだろうけど、私はそう呼びたくない。
だって…俊哉は私の大切な幼馴染みに変わりはないから。
ちなみに、理緒も拓斗も私たちに体の関係があることを知らない。
私と俊哉、二人だけの秘密だ。
『理緒先輩、待ってたよ』
1年以上前の初体験を思い出していると、突然、甘えた感じの男の子の声が聞こえてきた。…理緒のスマフォからだ。
「あー。やっぱり飯田さんイケボだわ」
理緒はうっとりしながらスマフォを見る。
ケータイの、乙女ゲームのアプリを開いて、ゲームのキャラの声に、聞き惚れている。
俊哉と拓斗は、そんな理緒に構うことなく、それぞれにコミックを夢中で読んでいる。
「ねぇ智恵美。
智恵美も早く会いに行かないと、昼休みがなくなっちゃうよ」
理緒に言われ、スマフォで時間を確認して、私もすぐに乙女ゲームのアプリを開く。
『智恵美、遅かったね。何かあった? 心配したよ』
アプリのキャラが私に話しかける。
「わー、辻本さん。
お待たせして、ごめんなさーい」
それから昼休みが終わるまで、私と理緒は好きな声優さんの声を堪能した。