ボクらはキミが好き!?
「ありがとうございました。もう大丈夫です」
砂紀の腕からはなれすっと立ち上がるあおい
「ざーんねん。もう少しこのままでも良かったのに」
そう言ってにやっと笑う
なーんかこういう笑いは勇に似てる・・・・
小悪魔的ないたずらっ子のような・・・・
「?どうしたのじっと見て」
「!?」
やば、見すぎた
「なっなんでもないですよー」
あわてて顔を背けようとするが砂紀がすっと近づいてくる
「なーに考えてたの?」
「なんでもないですってば」
ますます近づくきれいな砂紀の顔
ちかいっ
「・・・・真っ赤」
「へ?」
「あおいちゃん顔耳まで真っ赤」
そう言ってくすくす笑いだす
からかわれた!!!
「もう!」
からかわれた事に機嫌を損ねたあおいは勢い良く歩きだす
ドン
前方不注意でおもいっきりぶつかってしまって・・・