ボクらはキミが好き!?
どういう意味よ?
聞いても答えない由宇
ニヤリと笑ってパフェをつつくだけ
♪♪♪♪♪♪♪
あおいのケータイ
やっばい!
「ゴメンゆうちゃん!!!
隆ちゃん来るの忘れてた」
「ありゃあー
隆士さんお怒りだぁ?」
わたわたとあせって席を立つあおい
「ーーーーーーーで?」
店をでたあおいを見届けてから、仕切りを挟んだ自分の背後に声をかける
「なにしてるわけ?
若月英慈」
「…………。」
気まずいように目を泳がせる英慈
「ずっとそこにいたみたいだけど、
ストーカー?」
「違うし!!!
オレは人を待ってるだけで……そこにおまえらが来ただけだ!」
あわてる様子をおもしろがるように笑う由宇
「そ?
まぁ別にあおいとどこで知り合ったか聞かないけど、今はおとなしくしてたほうが良いよ!」
「ーーーーー。」
「若月のライバル
思った以上に多いかもよ?」