ボクらはキミが好き!?
Ⅱ,はしりだした想い達
ドサッ
なにこれ、いやがらせ?
目の前につまれたテキスト
「コレ宿題。
あさってまでな」
「むりっ!こんなにー」
「そっ」
学校の宿題もあるんだよ
ムリだし
クスッ
ぶつぶつとつぶやくあおいを横目に笑う隆士
ーーーーーそういえば、隆ちゃんってこんな頻繁にわたしの面倒みてていいのかな
夜はバイトに言ってるらしいけど…
「隆ちゃんって………彼女いる?」
「ーーーーー。」
「わたしの面倒みてくれるけど、彼女さんいたらちょっと悪いなって思って……」
こいつ、どうした?
急にこんなこと聞くなんて
なんかあったのか?
「……気にすんな
特定はいねぇよ」
やば、
今の言い方はまずかったか?
これじゃ遊んでるように聞こえるか?
まずい、
落ち着け、落ち着け、俺!
「なんだよ急にそんなこと」
「好きな人っている?」
隆士は固まってしまった
答えられるわけねぇだろーーーー