ボクらはキミが好き!?
キラキラ
あおいの目の前にならぶ眩しい素敵なケーキ
「おいしそー
うわー素敵すぎて食べるのもったいない!!」
「ふふ はやくたべなよ
ココのケーキおいしいからさ」
「うん」
勇に連れてこられた先は、最近オープンしたばかりのおしゃれな喫茶店
町の情報誌にも載ってて話題になってる場所だ
「おいしー」
「ホント?あおい喜んでくれて良かった」
そう言って勇も自分の目の前にあるケーキを口に運ぶ
ホントおいしー
ゆうちゃんと行こうって言ってたお店だしうれしいな
またゆうちゃんと来よう!
んーいろんな種類のケーキあるし
全制覇したい(笑)
「食べる?」
「へっ」
「いや、じっと見てたからさ」
うわー恥ずかしい
おいしそーだなって見てたのばれちゃった
「あーん」
へ?
「ほら食べたいんでしょ?」
そう言って当然のようにスプーンをあおいの口元に近づける
「ちょっ・・・」
「口あけて」
「う・・・」
戸惑うあおいだが、勢いにおされ目をつぶりつつ口をあけた
「おいし?」
にっこり天使のように微笑む
「うん・・・」
そう答えるのが精一杯だった