ボクらはキミが好き!?

休み明けの学校




文化祭という一大イベントが終わってしまい学校は学期末にひかえたテストムードに入っていた








はぁ








テスト前に何てこと言うのよ、アイツ・・・









『好きだよ』










はぁ












「見たよ」



「うわっ!?」






ため息をついていたあおいのすぐ後ろで由宇が声をかけた






「見たって?」





「桜井勇とのデート現場」






!?





「ちがっ」





「マジなんだ。いや、隣のクラスのやつがそんなこと言ってたからホントかなとおもってかまかけたんだけど・・・」






「う・・・」






「・・・で?ため息の原因はそれなの?」







ゆうちゃん・・・・







そして勇との一部始終をあおいは由宇に話した










「ははあ・・・・そっか・・・桜井勇ついに」





先手をうったな・・・・






「で?なんて言ったの、あおいは」






「なにも、勇そのあとすぐ帰って行ったから」






「そう」





「ゆうちゃん・・・あたし、正直まだ好きとかわからないんだ。だから・・・」





「だいじょぶよ、あおいが思ってることそのまま言えば」






「うん・・・ありがと」







思っていることを・・・・そのまま・・・・





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