【短】芽依ちゃんは俺のモノっ!
後ろを向くと、幹斗がいつものように明るい顔をしている。

ノートの切れ端を渡してきた。
そこには・・・

〔さっきから暗い顔してどしたの?
 何かあったら言ってよ。
 芽依ちゃんの悩みなら、何でも聞くよ。〕

『芽依ちゃんの悩みなら、何でも聞くよ。』

あたしはその言葉になぜか慰められた。

あたしは、幹斗が渡してきたノートの切れ端の裏に、

〔3年の宮城先輩からラブレターが届いた。
 誰もいなくなったころに3-Bに来てだって。
 どうしよう・・・・・・。〕

そして、幹斗に渡した。
< 10 / 27 >

この作品をシェア

pagetop