太陽


朝。



孝治と美嘉が手をつないで歩いてる姿をあたしは見た。




…隣にいた、男の子も美嘉を見ていた。



 これは、言わなくてもわかる。





この男の子は、美嘉が好きだって…そうサーチした。






「美嘉ってうざいよね? 本当、参っちゃう」



数カ月…隣には美咲がいるようになっていた。



…あれだけガン飛ばしてきたくせに、今更何用?



「美咲? あんたうざい」



構ってくれるのは正直嬉しいようで、うざかった。



「……いーじゃんっ!うちより、美嘉のがうざいくせに〜」




「いや? あんたのが1番うざいんだけど」



「………っ!! ひどいよ!!」




逃げて行った美咲を無視し、朝…朝見た男の子の教室にむかう








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