〇満月*少年〇
『あのさ…晴くんはきっといちごちゃんと仲良くしたいんだよ。だから普通に話しかけてほしいんだよ。わかった?』

………
そっか!自分一人だけじゃ思いつかなかった…


「夜流…あの……あっありがと…!」
私は、これで精一杯だった。

『いいよー!いちごちゃんのことならお安いごようだよ♪まぁ惚れた女の子の悩み聞くくらい、いつでもできるよ!!』
夜流はニカッと笑ってそう言った。

『すっきりしたろ!?』

「うん…」
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