〇満月*少年〇
誰??
携帯をポケットから出して、見ると…
《着信*ゆき》
となっていた。
ピッ…
「もしもし…ゆき?」
『もしもーし!いちごー??』
「うん…どうしたの?」
私は話しながらドアを開けて部屋に入った。
そしてベッドにたおれこんだ。
『いちご!大丈夫!?』
「えっあ…うん。」
『今日倒れたとき優がいちごを保健室に《お姫様だっこ》でつれてったんだよぉ~!!』
えっ!?
えっーーー!!!
うそっ!
しかも…優くんがお姫様だっこでぇーーー!?