〇満月*少年〇


授業に全然集中できない…
先生のはなしも頭に入らない……


あっというまに帰りになっちゃった。

そういえば晴に待っててって言われてるんだったっけ!


私は誰もいない教室に1人で待ってた。


ガララ…

晴がきた…

「晴、遅かったね。」

『…ごめん……』

いつもよりすごく静か…あの晴が…

「あっそういえば晴、私に何の用??」


『俺…いちごのこと…ずっと好き……』


えっ!?
「晴?なに言ってん…っ!!」

いきなりキスされた…
「んっ…んー」


はぁはぁ…

やっとはなしてくれた。
と思いきや…

だきしめられた。

「きゃっ!…晴?どうしたの!?」
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