〇満月*少年〇


「なんで?優くんがそこででてくるの??」

『優がいちごのこと好きなの知ってた?』

えーーー!
優くんが私を好き!?
そんなのありえないでしょー!

『だから…』


ガララ…

音がした瞬間、晴が離れた。

先生!
『お前らなにやっとるだー!早く帰れよー』

『はーい!さいならー』
晴が言った。

私は見られたような気がしてドキドキ…


そして一緒に帰った。

私の胸はまだドキドキ…なんでー

一瞬…夕日で照らされた晴がかっこよく見えた…
そして無言のまま家に着いた。

よし!言おう!
「バイバイ…!あの…考えとくねー」

晴は笑って言った。
『おう!考えとけよー』
はぁ………
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