咲き誇るものは忍の恋なり
「うるせぇなぁ~ーー」

"パリンっ バリバリっ"

と、星羅が呟いてなにか言うといきなり窓ガラスが割れた。友達に抱きつく人、フリーズする人、頭を抱え込む人…人々を守ったのは、

"スタッ"

「水奏!」

"バッシャンっ!"

結合だった。

「残念だったな。当たらないとは…」

「星羅!惜しいな!」

「だな。俺も自分で思った。」

「やめてよ!一般の人達にまで危害を…」

「それを守るのがお前らの役目なんだろ?」

「っでも!これかトラウマとかになったらどうすんの!?」

「結合。言っても無駄だ、伝わんねぇよ。」

「グスッそうだね…なら!倒すまで!」

少し目を潤ませた結合は宣言した。

"ゾワッ" "バフンっ"

結合が殺気のようなオーラを纏った。その時、強い風が吹いた。

「鎌鼬!」

"ガシャガシャン!" "ザクッ"

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