咲き誇るものは忍の恋なり
「追わないの!?結合!」

「うん。追うと逆にその子に何をされるかわかんない」

「り。本部へ美結より。校長の娘柏木麗が連れ去られた。至急、捜索を求める。」

『本部より、了解。2分以内に通達する。それまで、安全確保を頼む。』

「了解。」

「なんなの!?どういうこと!?なんで柏木さまが連れ去られたの!?」

「連れ去っていったのは人?」

「美結さま、結合様はなにをしているの?!」

「お前らはなんなんだよ!」

「どういうことか、説明して!」

「海様、真様もその女達の仲間なの!?」

「私達は国民を守るために破壊活動が始まって以来、動いてきたものです。
私達は忍なんです!どうか、理解して!」

「忍なんているわけねーじゃん?!」

「柏木さまが連れ去られたんだよ?あんたらのせいだ!」

「死ねー!」

「守れてねーじゃん!」

「結合、どうしよ…」

「すみませんっ!守れてないかもしれません!でも!絶対に柏木さんを助けて皆さんを守ります!」

「コホン 皆さん、よく聞いてください。理事長の和田です。
この四人はまだ12歳中1だというのに小学校ついこの間卒業したばかりだというのに日本国民全て、つまり一億人以上の命を守るために戦っています。責任も重くのし掛かり
大変なことでしょう。そんな、大変なことをしてくれているのに責めるのは貴方達ができることじゃない。貴方達が怪我をしていないのは日本国民で破壊活動による死人がいないのは、誰のお陰か今一度考えてみてください。」
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