咲き誇るものは忍の恋なり
翌日。

「おっはよう!」

「はよ。」

「おはよ~。」

「おはよ。」

朝会えばこの調子で挨拶。これは日課と課している。

「今日も平和だといいね~。」

「だな!」

「うんうん!平和がいちばん!」

「やっぱ、お.........」

「ん?」

結合の黒い笑みに口を閉ざす海。

「あはは、やっぱ平和がいいね~!」

「そりゃ平和がいいよ。早いとこあいつら倒さないとな!」

「「だね!」」

「お!ハモりだした!」

「「いつものこと!」」

今日も4人は絶好調だ。

崩壊後。

「とりあえず学校は無事に終わったねー!」

「うんうん。」

「問題は“これから”だけどね。」

「今日は起きる可能性があるって.........確率はそんな高くないけど。」

海の情報に

「「何でそれ朝言わなかった!?」」

他3人のツッコミが炸裂する。

「悪かったって.........つーことで、気をつけていこう。」

「「り!」」

その時だった。

“ヴゥー!!ヴゥー!!”

あの不快な音が鳴り響いたのは。
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