咲き誇るものは忍の恋なり
ハッとする4人。タイミングが良いのか悪いのか.........

「これって.........嘘.........!」

「間違いないよ。」

「破壊活動だ!今ここで.........!」

「マジで来た.........」

海の父の予知には定評がある。言わば、“予知の最先端”に位置する人物だ。

“ヴーッ”

「例の4人組がβ-7の地点に現れた。至急向かえ。」

「了解。結合、美結、海、真。β-7に向かいます。」

本部の指示に従いβ-7に向かう4人。

「あ、いた!」

「あいつら~!」

「............鬼火!」

「ちょ、真!?」

いきなり、真が鬼火を放つ。

「.........!草華風壁!」

刹那、草花が現れたと思えば突風が吹き、鬼火が消えた。

「何!?」

「どういうこと!?」

「奇襲とは考えたな。」

紫音だ。その時。

「!!あれ!」

美結が前方を指す。

「「!!」」
< 48 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop