咲き誇るものは忍の恋なり
そこにいたのは、あの鬼だった。

「くっ............このままじゃ.........」

「ちなみに。」

顔を歪める結合達に紫音が嘲笑うかのように

「こいつはこの前の女をエネルギー源としている。.........尚更お前らは何も出来ないよな.........?」

と冷たい事実を投げかけた。

「え............」

「柏木さん............の.........?」

「くっ.........」

海、美結、真が驚いている。その中で結合は

「.........助ける方法はないの.........?」

と問いかけた。紫音は無言で1人の男............それも4人組のリーダー格に目を向ける。

「.........無いことはありませんね。」

「っ冴音!?」

驚愕した星羅が男.........冴音に向かって叫ぶ。

「いいんですか?主。」

「構いません。これに頼るのもここまでです。.........いいですね?」
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