咲き誇るものは忍の恋なり
「そういえば......その、紫音......お姉ちゃんの能力?って何なのー?」
すっかり泣きやんだ結合。素直に浮かんだ疑問を口にした。
「確かに......」
「星羅、澄晴、教えろ!」
「あいつらについて知っておくのも大切だからな。」
続いて美結、海、真が言った。その言葉に、星羅と澄晴は顔を見合わせ、
「どーする?」
「星羅、これは言うべきなんじゃないか?」
と話し始める。何かためらうことがあるのだろうか。顔も少し暗く見える。
「.........わーったよ!追いお前ら!この話を聞いても俺らを嫌ったりしないか......?」
「当たり前!」
「だって.........」
「「仲間だから!」」
4人の心はまた重なった。星羅と澄晴は目を合わせ頷いた。幾分表情も軽くなっている。
「......話すよ。その能力っていうのは、何か決まったものを操ることができる。」
「その“力”は紫音だけじゃない、俺と澄晴......それに冴音も持ってる。俺らは、それで忌み嫌われてきたんだ。」
澄晴、そして続いて星羅が言葉を発した。
「何かを操る.........?それなら私たちだって、水奏とか鬼火とか.........」
結合が言う。確かにそれもそうだ。
「俺らの能力はお前らの術とは違う。生まれつき持っていること......。お前らは修行とかして術を使えるようになっただろ?だけどこっちは違う。生まれつきなんだ。」
「考えてみろ。まだ生まれて間もない赤子が術を使う感じだ。それが俺ら。」
静寂が広がった。自身と同じだと思っていた4人の者たちが特異なものを持っていることに、驚いて言葉も出なかったのだ。
「あぁ......あと......」
澄晴がまたもや話し始めた。内容は
「何かを操るって言ったよな。その操るものは人によって違う。例えば、俺は氷。応用すれば水もだな。」
「俺は雷!ま、たまに火が混ざってるけどな!で、冴音は光と闇。紫音は自然だ。」
というものだった。ここ最近になって、彼らの情報が次々と明かされていく。2人.........星羅と澄晴と言う存在と4人の探求心がきっかけになっているのだろうか。
「.........ま、俺らが知ってんのはこんくらいだ。......あ、冴音と紫音は手強いぜ。......気をつけないと殺られるぞ。」
恐ろしい言葉だ。
「.........そっか。大変だったんだね。」
「......後戻りは出来ないよね♡」
「あぁ。」
「まずは、あいつらを倒さないとな。」
むしろ開き直った4人。絆がさらに深まった。
すっかり泣きやんだ結合。素直に浮かんだ疑問を口にした。
「確かに......」
「星羅、澄晴、教えろ!」
「あいつらについて知っておくのも大切だからな。」
続いて美結、海、真が言った。その言葉に、星羅と澄晴は顔を見合わせ、
「どーする?」
「星羅、これは言うべきなんじゃないか?」
と話し始める。何かためらうことがあるのだろうか。顔も少し暗く見える。
「.........わーったよ!追いお前ら!この話を聞いても俺らを嫌ったりしないか......?」
「当たり前!」
「だって.........」
「「仲間だから!」」
4人の心はまた重なった。星羅と澄晴は目を合わせ頷いた。幾分表情も軽くなっている。
「......話すよ。その能力っていうのは、何か決まったものを操ることができる。」
「その“力”は紫音だけじゃない、俺と澄晴......それに冴音も持ってる。俺らは、それで忌み嫌われてきたんだ。」
澄晴、そして続いて星羅が言葉を発した。
「何かを操る.........?それなら私たちだって、水奏とか鬼火とか.........」
結合が言う。確かにそれもそうだ。
「俺らの能力はお前らの術とは違う。生まれつき持っていること......。お前らは修行とかして術を使えるようになっただろ?だけどこっちは違う。生まれつきなんだ。」
「考えてみろ。まだ生まれて間もない赤子が術を使う感じだ。それが俺ら。」
静寂が広がった。自身と同じだと思っていた4人の者たちが特異なものを持っていることに、驚いて言葉も出なかったのだ。
「あぁ......あと......」
澄晴がまたもや話し始めた。内容は
「何かを操るって言ったよな。その操るものは人によって違う。例えば、俺は氷。応用すれば水もだな。」
「俺は雷!ま、たまに火が混ざってるけどな!で、冴音は光と闇。紫音は自然だ。」
というものだった。ここ最近になって、彼らの情報が次々と明かされていく。2人.........星羅と澄晴と言う存在と4人の探求心がきっかけになっているのだろうか。
「.........ま、俺らが知ってんのはこんくらいだ。......あ、冴音と紫音は手強いぜ。......気をつけないと殺られるぞ。」
恐ろしい言葉だ。
「.........そっか。大変だったんだね。」
「......後戻りは出来ないよね♡」
「あぁ。」
「まずは、あいつらを倒さないとな。」
むしろ開き直った4人。絆がさらに深まった。