車椅子ジャンプ

ガコン

少し力をいれて引っ張りそのまま前へ

上に押し上げてなんとか上手く溝から出してあげる事ができた

「よっと…」
「はー…助かった」

私は両方のひじを見たやっぱり近くで見れば見るほど赤い

「大丈夫ですか?ひじ…赤くなってます」
「あ…大丈夫だよ!!」
「ダメです腫れちゃいますよ?」
「あ…うん」

私はとりあえず冷やしてあったタオルを両方のひじに当てた

「いつ」
「ほらーやっぱり腫れてましたね…家はどこですか?」
「え…この後バスに乗って…」
「私も今からバス停に行きますから一緒に行きましょう」
「うん…ごめんね」
「大丈夫ですよ」






「じゃあさようなら」
偶然私とその人は同じ場所であったために一緒に降りた
「あ…あのさ」
「ん??」
いきなり話し掛けてきた彼は静に聞いてきた
「メアドとケー番…教えてくれない…かな…お礼がしたいんだ」
「いえいえ!!大丈夫ですよ!!」
「いや…僕が嫌なんだ…お願い」
顔の前で両手を合わせられたら…
「…はい!!」

お互いにメアドとケー番を交換して別れた

「僕の名前!!」
「え??」

「僕の名前…美山良太郎って言うんだ美しい山に…良いの良に太郎の太郎…」
「はい…私は神楽彩!…神に楽しいに色彩の彩…」







これが…私達の出会い
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