窓の外は晴れ




それから佐々木は、私にラジオの流れを説明し始めた。

その間に他のゲストが入りしたり、円衣裕太もマネージャーと次の仕事について話したりと、同じ部屋でそれぞれの事をしていた

そんな中で、佐々木は小声で言ってきた




佐「円衣裕太、どうだった?」



私は静かに頷いた

それだけで全てを悟った佐々木は満面の笑みにる。




佐「良くやった!!美織~
お前ならやれると思ってたぞ!」



美「ちょっと声デカイ!
それにまだ連絡先の交換しただけだし…」



佐「…円衣裕太と連絡先の交換出来る事が、どれだけ凄い事かまだわかってないみたいだな」





呆れ顔の佐々木の後ろに、丁度円衣裕太がマネージャーと話しているところが見えた

確かに…本当にありえない事なんだもんね…
こんな、一般人となんも変わらない所属だけの女優被れが…あんなにかっこよくて人気者で性格のいい売れっ子俳優と知り合えた…
てか、会話出来ただけでも凄い事なんだもんね…。



そんなことを心の中で思いながら、無邪気に笑う円衣裕太の笑顔にただ見とれてしまった。


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