窓の外は晴れ
裕{次、敬語使ったら
俺怒るからね~(笑)
私{わかった(><)
裕太、今の時間オフ?
裕{これから雑誌の取材で
待ち時間だよ!
今のうちに弁当食いながら
美織とLINEしてる~
私{雑誌の取材か~なんの雑誌?
買っちゃおっかな
あながち嘘では無い
割とガチで欲しい…
裕{週間∞だよ。
今月は見開きまるまるインタビューだから内容超濃いと思うよ(^^)俺も出来上がりが楽しみ
私{流石羨ましい。
裕{ちなみに、表紙☆
私{本当に?絶対に買うね!
そのメッセージの既読を最後に、円衣裕太からの連絡は途絶えた。
雑誌の取材が始まったのだろうか
私は携帯をテーブルの上に置いてソファーの上に体育座りし携帯を睨んでいた。
それに気付いた佐々木がすかさず経過を訊く
佐「円衣裕太の方はどうだ?」
美「んー?んー…」
佐「なんだよ、恋する乙女みたいな顔して連絡待って。」
美「違うって。そんなんじゃない」
佐「もう一度言うが、本気で好きになるなよ?」
美「わかってる。これは仕事」
「ならいいけど」そう言いながらまたパソコンとにらめっこを始めた佐々木。
私は相変わらず携帯を睨んでいたがその後、円衣裕太からの連絡は無かった
その日は予定通り、明日のPV撮影の説明を終えた後、しっかりブログを更新して終わった。