窓の外は晴れ
携帯を開くと、円衣裕太からLINEが来ていた
裕{おはよう!
昨日は飲みすぎたみたいだったけど大丈夫?
俺はちょっと二日酔いだけどなんとか平気(^^)
裕{美織、今日から俺の彼女♪大切にします♪
二日酔いに1番効く薬だな…
頭痛が揺らぎ、顔は思いっきりにやけた
私{おはよ!今日はオフだから
今まで寝てた~(^_^;)
私{彼女とか幸せすぎる
これからよろしく♪
シャワーでも浴びようかな…
起き上がった時、着信音が鳴った
ディスプレイには円衣裕太の文字
美「もしもし?おはよう~」
裕『おはよ!朝遅いな!』
美「昨日飲みすぎちゃったもん。裕太は今日も仕事かぁ。ちゃんと朝起きて偉いなぁ…」
裕『結構キツかったけどマネージャーの鬼電で起きたよ…てか、今日オフなの?』
美「ん、今日はオフだよ」
裕『じゃあ今日ハンバーグ作って
チーズ乗ってる奴!』
美「え?いいけど…
じゃあウチ来るって事だよね?」
裕『うんうん♪』
円衣裕太…
なかなか怖いもの知らずだな。
電話越しでも、後ろがザワザワしてるの聞こえるし。多分本番前に普通に電話してきてるんだろうな
誰かに聞かれてたらどうするんだろう…特にマネージャー。
裕『ねーいいでしょー?』
これは…
少し説教しなきゃやばいな…
美「いいよ
仕事が終わるの待ってるね!」
裕『やった、今日は早めに終わらせてもらお!
じゃあまた後で連絡するね』
電話は一方的に切られた
ハラハラする…
だけどそんな所も好きかもな。
完全に円衣裕太中毒だ