窓の外は晴れ
綺麗に完食してくれた
裕「ご馳走様。ほんっとに美味しかった
あーあ、毎日ここに帰ってきて美織のご飯が食べたい…。」
美「そんな事してたら、直ぐに通い愛って報道されちゃうよ」
裕「あーくそ~。
美織と一緒に住みたいなぁ」
うなだれる円衣裕太を横目に、食器を下げようとした時だった
裕「お礼に洗い物は俺がやる!」
美「いいよ。裕太、疲れてるでしょ?私やるからゆっくりしててよ」
裕「えー、じゃあ二人でやろ?」
またやられてしまった
ドキドキし過ぎて、心臓がいくつあってもたりやしない
お言葉に甘えて、ふたりで洗い物をした。
円衣裕太は洗い物でさえも楽しそうにやっている
不思議な人だ…
美「あのさ…裕太、今日は泊まってくでしょ?」
裕「え?泊まらないよ?」
美「え?!泊まらないの?!」
裕「…だってまだ付き合ったばっかだし、直ぐに泊まりって、美織が嫌かなって思ったんだけど…」
ウブ?ピュア?
今時、そんな事言える殿方がまだ日本に残っていたとは…。
美「嫌じゃないよ。良ければ、一緒にいたいなぁ…なんて。」
裕「まじ?じゃあ泊まってもいい?俺、朝早いけど…迷惑じゃなければ!」
美「迷惑なわけないじゃん」
裕「美織~本当はめっちゃ泊まりたかった。帰りたくなかった~」
円衣裕太は抱き着いた後、またスリスリ攻撃をしてきた