窓の外は晴れ
美「え…」
円衣裕太を見た
円衣裕太は、私に告白してきた時と同じように、真っ直ぐ目を見て言った。
裕「普通の恋人になろうか?」
俺やっぱラーメン屋継ごうかな。と、微笑む笑顔が刺さる
美「ごめん…私、もうこんな弱音吐かないから…本当にごめん。裕太ありがとう
でもね…私もう、裕太の為に頑張ってるんじゃないの
自分の為に頑張ってるの。
それなのに裕太の事、巻き込んじゃって本当にごめん」
裕「…なんか美織、頼もしくなったな!よしよし、美織のこと最近よくテレビでも見るから俺、嬉しかったんだよ?
あ、でも俺の美織をみんなに見せるのはちょっと嫌だけどね」
円衣裕太の冗談に二人で吹き出して笑った
裕「やっと笑った
美織は笑顔じゃなきゃダメ」
美「ん…ありがとう…」
裕「また泣き出した!」
一人で騒ぐ円衣裕太が本当に愛しくて、病んでた気持ちが吹っ飛んだ
本当にこの人を好きになって良かった
この人の彼女で良かった…
裕「こら~!泣くなー!」
円衣裕太が私の髪をわしゃわしゃしてふざけているとバランスを崩しベットに倒れ込んだ
美「あ……」