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展開させてる辺りさすがに上手いなと思います。前半の女性の生き方の苦さのような物がリアルです。 しかし、ラストは救いがあって読んでて良いなと思います。 あとは短いから確かめて下さい。
毎日同じ事の繰り返しで 息苦しさの鎖に縛られている。 張り詰めた気持ちを解放したくて、缶ビールのプルタブを開くと……。 息苦しい閉塞感をラストで覆す彼との出会い。 もう大丈夫 これからは甘くふんわり彼女を包んでくれるでしょう。 優しい余韻はさすがです。
何もない日常。 何も求めない現状。 当たり前のようでいて 当たり前じゃなくて。 平気なようで 平気じゃなかったりして。 繰り返される日常を飲み干そうと 飲んでいた缶ビールを 突然、奪われ代わりに手にしたものはーーー まさにタイトル通りの キャラメルの様な甘さが 読後に残るような 優しい甘さを感じる作品です。 是非、一読を。 お薦めします。