「お坊ちゃま」と「私」

「私みたいなのはやめとくべきです」



こんないい人に私はつりあわない･･･



「どうして？好きな人いるの？」



･･･好きな人はいないけど



正直、自分に自信がない



「先輩と付き合える自信ない･･･」



「なんだ。そんなことか!!大丈夫。もっと
自信持ったら？」



「は、はぁ･･･」



その場の流れで付き合うのも経験するべき!?



気付いたら、ミサキが隣にいて



私の携帯を覗き込んでいた



「なに、迷ってるんの!?OK出しちゃいなよ」



決断力がない私にイラだったのか



ミサキに携帯を奪われて



「これからよろしくっと♪送信～♪」



止めるヒマもなくミサキに送信された



私、会社で先輩に会ったら



どんな態度であったらいいのよ～!!



もう!!ミサキのバカっ!!