「お坊ちゃま」と「私」
入社して、数日後・・・



次第にも仕事に慣れ始め



先輩達と昼休みを過ごし始めた



そんなある日の昼休みに



仲のいいヒトミ先輩から



「5月26日は、コウタ君の誕生日♪
ユウコちゃん、なんかプレゼント
してあげたら?」



・・・そう。その金髪の髪型の人が



今の私の彼だったのです



「・・・えっ!!私、コウタ先輩と
一度も話したことありませんよ?」

「話すきっかけとして・・・どう?
みんなで仲良くなろうよ~」



ヒトミ先輩の勢いに負けて、私は



話したこともないコウタ先輩に



誕生日プレゼントを渡すことに・・・



「ヒトミ先輩。何あげましょう?
コウタ先輩と話してて、なんか欲しい
って話聞いてないですか?」

「う~ん・・・そういう話はないな・・・
あっ!!タバコは?彼、タバコ吸うよ?」

「タバコにします!!しかも1カート!!
吸ってるの何か聞いてもらえますか?」

「うん。調べとくね♪」



・・・なんだか、私がまるでコウタ先輩に



恋してるみたいじゃん



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