「お坊ちゃま」と「私」
近づく距離
それから、1ヵ月後・・・




私の誕生日が近づいていた




そして昼休みにコウタ先輩から



「ユウコちゃんの誕生日ってさ
もうすぐだったよね!?よかったら
この間のお礼したいんだけど・・・

それでね、誕生日の日、予定ある?
彼氏と一緒なら別の日でも
いいんだけど・・・」



「私、彼氏いませんよ~
普通に、二股かけられて、そのまま
振られちゃいましたから・・・

普通に誕生日当日は空いてます
いいんですか?私なんかに・・・」




「全然大丈夫♪じゃ、また連絡するよ

それにしても、彼氏いないんだね
普通にいると思ってたよ」




痛いところを突かれつつ、その日は



会社をあとにした










それにしても、誘われるなんて



思ってもいなかった・・・



タバコ1カートを渡しただけなのに





でも、誕生日当日を楽しみにしている



自分がいた・・・


< 7 / 37 >

この作品をシェア

pagetop