七夕のキセキ~七夕から始まる恋の魔法~
順調に愛を育んできた、1年後ー
今日で、交際一周年を迎える七夕。
今年も二人で大きな笹の前にいる。毎年、習慣のようにここに来る。
そして短冊にお願いを書くんだ。
「今年は何て書こう?」と俺は言って、灯を見る。
「蒼に逢いたい…」と灯は笑う。
「忙しいから書くなって言われたのに?」と笑ってやれば、
「お礼を言いたいから」と灯は笑う。
「ヒロくんは何て書くの?」と灯が聞いてきた。
「もちろん、灯とずっと一緒にいれますように…だろ?」と俺が言えば、
ありがとうと笑ってくれる。
俺は灯のこの笑顔が大好きだ。
「短冊ってさあ、お願い書くことだけが全てじゃないと思うんだよね。だから、蒼にお礼を書こうよ。二人で…。それに、ワザワザ短冊にお願いしなくても、灯はずっと俺のそばにいてくれるんだろ?」と俺が言えば、
「もちろんです」と笑ってくれたので、二人で顔を見合わせて笑あった。
そして、俺らは短冊に蒼ありがとうと書いた。
俺らの中に蒼は生き続けてる。だからこれからも一緒に色んなことを乗り越えていこう…。
そう二人で笹を見ながら誓った。
しばらくして…ふと、声をかけられた。
「ヒロ?」って。
彩だ…。「こんにちわ~」と笑顔で灯に話しかけるけど…灯は笑っていない。
どころか、俺の腕に自分の腕を絡めてきた。
うぉーっつ、これってやっぱりヤキモチ?!
可愛いことしてくれんじゃん。
ちょっと意地悪してやるか…。って嫌々、去年みたいにはなりたくないな。話すなら、灯も連れていって…今年はちゃんと彼女って紹介しよ。
「また話そ?」と彩は言ってくる。
けど…去年より穏やかに見える。去年はかなり追い詰めてた感出てたのにな。
「いいよ。灯も連れていっていいかな?」と俺が言うと、笑顔でもちろんと言われた。
今日で、交際一周年を迎える七夕。
今年も二人で大きな笹の前にいる。毎年、習慣のようにここに来る。
そして短冊にお願いを書くんだ。
「今年は何て書こう?」と俺は言って、灯を見る。
「蒼に逢いたい…」と灯は笑う。
「忙しいから書くなって言われたのに?」と笑ってやれば、
「お礼を言いたいから」と灯は笑う。
「ヒロくんは何て書くの?」と灯が聞いてきた。
「もちろん、灯とずっと一緒にいれますように…だろ?」と俺が言えば、
ありがとうと笑ってくれる。
俺は灯のこの笑顔が大好きだ。
「短冊ってさあ、お願い書くことだけが全てじゃないと思うんだよね。だから、蒼にお礼を書こうよ。二人で…。それに、ワザワザ短冊にお願いしなくても、灯はずっと俺のそばにいてくれるんだろ?」と俺が言えば、
「もちろんです」と笑ってくれたので、二人で顔を見合わせて笑あった。
そして、俺らは短冊に蒼ありがとうと書いた。
俺らの中に蒼は生き続けてる。だからこれからも一緒に色んなことを乗り越えていこう…。
そう二人で笹を見ながら誓った。
しばらくして…ふと、声をかけられた。
「ヒロ?」って。
彩だ…。「こんにちわ~」と笑顔で灯に話しかけるけど…灯は笑っていない。
どころか、俺の腕に自分の腕を絡めてきた。
うぉーっつ、これってやっぱりヤキモチ?!
可愛いことしてくれんじゃん。
ちょっと意地悪してやるか…。って嫌々、去年みたいにはなりたくないな。話すなら、灯も連れていって…今年はちゃんと彼女って紹介しよ。
「また話そ?」と彩は言ってくる。
けど…去年より穏やかに見える。去年はかなり追い詰めてた感出てたのにな。
「いいよ。灯も連れていっていいかな?」と俺が言うと、笑顔でもちろんと言われた。