【短編】 愛詩~*
音楽室――――
―――――――――

「あのっ! 用はなんですか??」

「君さぁ~、さっきライブに来てた子だよね?」

えっ・・・。  アヤの事気づいてた。
じゃあ、目が合ったのも偶然じゃない!?

「あっ。 はい」

「やっぱり、君で良かったァ~」

「あのぉ~それで要件は?」

「俺、Tomoya(トモヤ)って事は知ってるよね?」

「えぇ・・。」

「じゃっ! 話が早いやっ♪」

・・・・・?。
話って・・・・・??

「俺のマネージャーになってよ☆」

えっ・・・・・・!?

「ホントっ!! 頼む!! お願いします。 アヤちゃん」

う――ん・・・・・。
頭まで下げてるしなぁー、悪い人じゃなさそうだし。
ってか、いつからアヤの事知ってるの??
まっ!! 引き受けるか

「じゃあ、アヤでよければぜひ・・」

・・・・・・・・。

何っ!! この沈黙。

「ホントにっ!! ありがとうアヤちゃん」

「うん♪」

「じゃあ、早速だけど・・、ケーバンとアド教えて」

「はぃ・・・。」

ついに、マネージャーになっちゃたァ~!!!
ってか、なんでアヤって感じもするけど・・まっいいや。

「もう、暗いし送るよ」

「えっ! でも、悪いですから1人で帰ります」

「ダメっ!! 絶対、俺が送る」

クスッ・・・・。
トモヤ君カワイイ♪

「何だよっ! なんかおかしいか?」

「いえ、なんにも~」
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