アイドルの兄と地味な妹・1

蓮を見ていたら

目が合った

やばっ

蓮は小さく頷いた

周りの女達は気づいてない


何か嬉しいよね


「はぁε=(~Д~;)
相変わらず格好よね」

「そうね」


あっという間に4限目が終わり

私は

スクバに荷物を詰めた

〔東雲さん、何してるのぉ?〕

うわ

クラスのリーダー的な女から

話しかけられた

「用事があるから...」

私は急いで

スクバをもって教室を出た

杏奈は

頑張れ、って言ってくれて
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