Love letter from me
─事は遡ること、5分前。
PM 12:00
いつも読んでいた週刊誌が、今日発売だったことをすっかり忘れていた私は、話が気になってしょうがないため、この時間にコンビニへ行くことにした。
外は真っ暗。
光を照らしてくれる街灯は、ぽつりぽつりとしかなく、コンビニまでの道のりにお店がないため光がない。
今更後悔してきたけれど、あの話の続きが見たい
今日までの日数を何回も数えて、楽しみにしてきたほどだ
「ねぇ、お嬢ちゃん」
「っ」
それは、丁度公園の前を通りかかったときだ。
後ろから声を掛けられたと思ったら肩を掴まれた。
背筋が凍ったように、ピンとなる。