彼女と彼らの6ヶ月の物語



そして彼は教えてくれた。
彼らの目的とわたしを必要とする理由を。


話を聞き終えたわたしは、彼に"出来ることは何でもやってみます!!"と宣言した。


すると彼は満足そうに頷き、ほんの少しだけ笑った。


今まで見たなかで一番美しい笑みだと思った。
それと同時に、心臓がギュッと掴まれたような感じがした。


その日わたしは橘さんと2時間くらい話をして
新見さんが帰ってくる前に、家に帰された。


そして、その日から週2日ぐらいに1度ふたりの元を訪れるようになった。
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