彼女と彼らの6ヶ月の物語
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そして見事に少年の解放には成功したんだけど、当然のことながらわたしが金髪のお兄さんの標的になったわけで.....
現在、逃走中。
幸か不幸か、逃げ回ってるうちに廃ビルに潜入成功!!!!
......もちろんお兄さんも一緒に。
廃ビルを見つけた時点で"ここできめなきゃ!!"
とは思ってたけど。
まさか相手が鉄パイプを持っちゃうなんて予想できなかった...。
「おい、いい加減にしろ。ここまでてこずらせたんだ。それなりの覚悟出来てんだよなぁ」
と殺気に満ちた雰囲気をまとったお兄さんは言った。
覚悟...まぁとりあえずお兄さん気絶させれば何とかなるかな?
うん、お願いだから、何とかなって!!