幼なじみの恋[完]
―教室―



お互い何も話さないままホッチキスの音と紙の擦れる音しかしなかった。


かなり嫌な沈黙流れてるし……


なんかしゃべらなきゃな…でも口を開けば喧嘩ばっかりだし……



これ以上嫌われたくないし………



すると―――



「暗くなってきたな。」



「あ!…うん。」



「後、少ししか残ってねぇから明日やるか?」



「そうだね。」
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