幼なじみの恋[完]
祥平の後を追って、隣に並んだ。



「「……………」」



さっきからずっと沈黙なんだけど………



私は、その空気に耐えられなくて口を開いた。



「「あのさ」」



うわ〜かぶっちゃったよ……



「祥平から言えば!」



「舞から言えよ!」



「分かった……

明日なんだけど誰かにも手伝って貰わない?」



「それが先生にバレたら怒られるぞ!!」



「あ!……そうか……」
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