【詩集】廻る世界の中で



どんなに走ったって
どんなに叫んだって
どんなに喚いたって
どんなに泣いたって

この世界から逃げられない。


わかっているけどわかってない。



出口を探している自分。
逃げ道を探している自分。



この世界から逃げ出す方法があれば、
この世界から消えれる方法があれば、


私は今すぐに存在を消すだろう―



“サヨナラ”を言い残して。
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