恋人はご主人様
「ぅ"…っ」
さすが絢菜さん…鋭いな。
「その雑誌のヤツも株で成功したらしいけれど、この様子じゃ株は無理ね」
「ん〜…でも…」
「それに今は不景気だし」
「それ早く言って下さいよッ!!」
「あら、私のせい…?」
キロッと睨まれる。
無意識に体が震え出した。
「や、その…ちが、」
「不景気を私のせいにしないでくれる?
どうせなら…」
ゆっくりゆっくり、絢菜さんが僕に近づく。
メニュー